今田 青冶さん (フェロー3期生) の論文「日本の木造住宅のサプライチェーンにおけるCO2排出ホットスポット分析」が Journal of Environmental Management に掲載されました。

この研究は、住宅建築に伴う二酸化炭素（CO₂）排出の主な原因が、建築サプライチェーンにあることに着目したものである。日本の住宅の大半を占める木造住宅に焦点を当て、鉄鋼生産やセメントなど特定のサプライチェーンパスがCO₂排出の主な原因となっていることを明らかにした。CO₂を削減するために、古い住宅を改築し、鉄やセメントで作られた基礎を再利用する政策を提案している。

この成果に関するプレスリリースは、九州大学のウェブサイトに掲載されています。

Journal: Journal of Environmental Management
Title: CO₂ emission hotspots analysis on supply chains for wooden houses in Japan
Authors: 今田 青冶, 前野 啓太郎, 加河 茂美
DOI：10.1016/j.jenvman.2024.120151