九州大学 エネルギー研究教育機構

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研究成果

陳 雨露博士の論文が国際学術誌 Building and Environment において 2025 Best Paper Award を受賞

2026/01/09

九州大学在学中に研究を行った 陳 雨露(Yulu Chen)博士 を筆頭著者とし, 尾崎 明仁 教授 ,李 学成(Haksung Lee)氏,李 早(Zao Li)教授が共著した論文が, 国際学術誌 Building and Environment において 2025 Best Paper Award に選出されました。

受賞論文は, Experimental and numerical investigation of a roof-integrated solar heating and humidity control system であり, Building and Environment 誌 Volume 287, Part A(2026年1月)に掲載されました。

Building and Environment は,建築環境・建築設備分野における世界有数の国際学術誌の一つです。 Best Paper Award は,年間約10,000編に及ぶ投稿論文の中からわずか5編のみが選出される非常に名誉ある賞であり, 本論文の全共著者がこの受賞を大変光栄に思っております。

本研究では,屋根一体型の太陽熱集熱・湿度制御システム(SCHCシステム)を提案し, 太陽熱を利用した顕熱・潜熱の同時制御による冬期の室内温熱・湿度環境の改善を目指しました。 多孔質調湿材料を用いた湿度制御に加え, 水ポテンシャルを湿分移動の駆動力として導入する数値モデルを構築することで, 熱・湿気の連成挙動を高精度に評価しています。 実測および数値解析の結果,本システムが従来建物と比較して 優れた集熱性能および湿度調整性能を有することが示されました。

陳 雨露博士は,九州大学在学中に Q-ENERGY フェローシップ の支援を受けて研究に取り組みました。 本受賞は,同フェローシップが国際的に活躍する若手研究者の育成に大きく貢献していることを示すものです。 陳博士の優れた研究成果を,関係者一同大変誇りに思うとともに,心よりお祝い申し上げます。

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