【学内限定公募】令和元年度 エネルギー研究教育機構 若手研究者・博士課程学生支援プログラムについて
令和元年度 エネルギー研究教育機構
若手研究者・博士課程学生支援プログラム
エネルギー研究教育機構(以下「本機構」という。)は、九州大学のアクションプランに基づき設置され、人文社会科学から自然科学までのあらゆる分野の優れた研究者により地球規模の課題となっているエネルギー問題を克服し、持続発展可能な未来型エネルギー社会を実現するため、学際融合、そしてエネルギー研究教育におけるワンストップ・ソリューションの具現を目指している。
本プログラムは、未来エネルギー研究の若手登竜門として、未来のエネルギー研究を担う若手研究者や博士課程学生の支援・育成・発掘を目的とするものである。
<各種目の詳細>
Ⅰ.若手研究者枠
【申請内容】
以下5分野に係る研究課題
分野①:エネルギーテクノロジーに関する研究
分野②:エネルギーシステムとマネジメントに関する研究
分野③:エネルギー由来の環境問題に関する研究
分野④:エネルギー経済・社会・ポリシーに関する研究
分野⑤:その他エネルギー問題に関わる分野
※本プログラムは「エネルギー」に係る、人文社会科学系から自然科学系までの全ての分野の研究課題を対象としています。
本案内最後に記載している申請分野①~⑤に関連する学術分野例・専門分野キーワード例を参考にするなど、視野を広げ申請を検討してください。
※研究計画の具体的な内容は、専門外の研究者から見ても十分理解できるように明確に分かりやすく記載してください。
【申請資格・要件】
- 平成31年4月1日現在で満35歳未満の若手研究者(教員及び学術研究員)
- 過去に本プログラムの研究代表者として2回採択されたことがある場合、本枠(若手研究者枠)への研究代表者としての申請ができない。
※1回目の応募者と、過去に研究代表者として採択されたことがある応募者の審査結果が同順位であった場合には、1回目の応募者を優先的に採択する。
【採択件数】
10件程度
【申請額上限】
100万円まで
【支援経費】
50~100万円/件
(1) 対象となる経費
「設備備品費」「消耗品費」「旅費」「謝金等」「その他」の研究計画遂行に必要な経費は申請できる。
※「設備備品費」が経費全体の50%を超える研究計画の場合には、当該経費の研究遂行上の必要性について研究計画書①②(様式1)に記載すること。単に設備備品等の購入のみを目的 とする研究計画は、申請できない。
(2) 対象とならない経費
研究遂行に必要な経費であっても、次の経費は申請できない。
①建物等施設に関する経費
②机、椅子、複写機等各部局で通常備えるべき設備備品を購入するための経費
③事務補佐員等を雇用するための人件費
【その他申請に係る要件等】
(1)応募にあたって、特定プロジェクト教員及び学術研究員はプロジェクト代表者の承諾を得て、「プロジェクト代表者承諾書」(様式2)を提出すること。
(2)研究代表者として同時に複数提案を行うことはできない。ただし、研究分担者としての参画は可能とする。
【支援期間】
令和2年3月31日まで
Ⅱ.博士課程学生
【提案内容】
以下5分野に係る研究課題
分野①:エネルギーテクノロジーに関する研究
分野②:エネルギーシステムとマネジメントに関する研究
分野③:エネルギー由来の環境問題に関する研究
分野④:エネルギー経済・社会・ポリシーに関する研究
分野⑤:その他エネルギー問題に関わる分野
※本プログラムは「エネルギー」に係る、人文社会科学系から自然科学系までの全ての分野の研究課題を対象としています。
本案内最後に記載している申請分野①~⑤に関連する学術分野例・専門分野キーワード例を参考にするなど、視野を広げ申請を検討してください。
※研究課題の具体的な内容は、専門外の研究者から見ても十分理解できるように明確に分かりやすく記載してください。
特に、本機構がビジョンとして掲げている、2100年頃の未来社会のエネルギーシステム構想など、現時点では実現の可否は問わないが、持続発展可能な未来型エネルギー社会の実現に向けて独創的かつ挑戦的な提案になることを期待しています。
【提案資格】
- 博士後期課程在学者及び博士後期課程への進学を検討する博士前期課程在学者
- 過去に、本枠にて2回採択されたことがある場合、本枠へ申請ができない。
※1回目の応募者と過去に採択されたことがある応募者との審査結果が同順位であった場合には、1回目の応募者を優先的に採択する。
【表彰件数】
金賞:1件程度、銀賞:2件程度、銅賞:4件程度、奨励賞:14件程度
【研究教育奨励経費】
表彰された課題について、表彰ランクにより当該学生の所属研究室へ研究教育奨励経費を支援する(当該学生の学会参加旅費等)。
(金賞:50万円、銀賞:40万円、銅賞:30万円、奨励賞:20万円)
※日本学術振興会特別研究員については、日本学術振興会以外からの資金援助に制限があるので、その範囲内の支援とする。
【支援期間】
令和2年3月31日まで
<採択件数・配分日付等>
(1)採択・表彰件数等については、予算の都合等により調整する場合がある。
(2)採択計画及び表彰課題に対する支援経費は原則として平成31年4月1日付け配分とする。
<申請期限>
令和元年7月8日(月)13時必着
※申請書類は所属部局事務部を通して提出すること
<募集要項及び研究計画書様式>
▼募集要領 | R01募集要領(PDF) |
▼審査要領 | R01審査要領(要約版)(PDF) |
▼申請様式 (若手研究者枠) |
(様式1)研究計画書①(若手)(EXCEL) |
(様式1)研究計画書②(若手)(WORD) | |
▼プロジェクト代表者承諾書 | (様式2)プロジェクト代表者承諾書(EXCEL) ※(特プロ教員、学術研究員) |
▼申請様式 (博士学生枠) |
(様式3)研究提案書①(博士)(EXCEL) |
(様式3)研究提案書②(博士)(WORD) | |
▼申請登録書 | (様式4)申請登録書(EXCEL) ※部局事務部担当作成 |
【申請書類の提出先及び問合せ先】
エネルギー研究教育機構支援事務部門(研究支援担当) 柏木
(内線90-7196)(E-mail:eneken@jimu.kyushu-u.ac.jp)
<採択された場合の条件等>
(1) 広報
学内外において研究経過及び研究成果を発表する場合は、本プログラムの支援を受けている旨を明記するなどして積極的に広報活動を行うこと。
また、本機構で開催するセミナー・シンポジウムにおいて、研究成果公開の取組(展示など)に積極的に参加すること。
なお、採択された者は、本機構が主催する各種イベント(九大エネルギーウィークなど)において、ポスター発表を行うこと。
(2) 競争的資金制度への申請等
若手研究者枠で採択された者は、採択された年度又は次年度を目途に、科研費等の競争的資金制度へ必ず申請すること。(既に科研費等を獲得し、新たに応募すると重複制限にかかる者及び雇用経費により他の競争的資金などに応募できない者は除く。)
また、博士課程学生枠で採択された者は、次年度以降の日本学術振興会特別研究員へ応募すること。(既に特別研究員として採用されている者を除く。)
(3) 研究計画の変更(若手研究者枠)
次の場合には、速やかに所定の「変更等理由書」(様式5)を、エネルギー研究教育機構
支援事務部門あて提出し、承認を得ること。
①他機関への異動や退職等により研究代表者が申請資格を失った場合
②研究計画の遂行が困難となった場合
③上記の他、研究計画書の記載内容に大幅な変更がある場合
(4) 経費の流用について(若手研究者枠)
配分額全体の50%を超える額を、他の経費区分に流用する場合には、あらかじめ所定の「研究経費費目内訳変更承認申請書」(様式6)をエネルギー研究教育機構支援事務部門あて提出し、承認を得ること。また、該当する経費は、承認を得るまでは執行できません。
☆本プログラムは、あらゆる分野からの応募を歓迎いたします。
< 参考資料 >
分野①:エネルギーテクノロジーに関する研究
- 関連する学術分野例 :科学、工学、数学、化学、材料科学
- 専門分野キーワード例:水素製造、水素貯蔵、水電解、燃料電池、電池、エネルギー貯蔵材料、エネルギー変換材料、太陽光発電/ソーラー材料
分野②:エネルギーシステムとマネジメントに関する研究
- 関連する学術分野例 :情報工学、システム工学、制御工学、経営工学、プロセスシステム工学、エネルギーシステム工学、化学システム工学、機械工学、電気工学、再生可能エネルギー利用システム、ハイブリッド再生可能エネルギーシステム
- 専門分野キーワード例:データ解析、モデリング、システムインテグレーション、エネルギー貯蔵システム、地域エネルギーシステム、低炭素社会、技術経済評価
分野③:エネルギー由来の環境問題に関する研究
- 関連する学術分野例 :農学、環境学
- 専門分野キーワード例 :バイオ由来エネルギー生産、温暖化対策
分野④:エネルギー経済・社会・ポリシーに関する研究
- 関連する学術分野例 :エネルギー経済学、資源経済学、環境経済学、社会学、エネルギー政策
- 専門分野キーワード例:スマートファーム、途上国におけるエネルギー、創・蓄・省エネルギー技術、分散型エネルギー社会
分野⑤:その他エネルギー問題に関わる分野
「九州大学エネルギーウィーク2019」を開催しました
九州大学エネルギー研究教育機構(Q-PIT)の分山達也准教授が8th Solar Integration Workshopでベストペーパー賞を受賞いたしました
平成30年度若手研究者・博士課程学生支援プログラムの採択結果について
本プログラムは、未来エネルギー研究の若手登竜門として、将来を担う若手研究者や博士課程学生の発掘、育成、支援を目的とするもので、「エネルギー」に係る人文社会科学系から自然科学系までのすべての分野を対象として全学での公募を行ったところ、若手研究者枠24件、博士課程学生枠40件の応募がありました。エネルギー研究教育機構教員による厳正なる審査の結果、採択結果は下記の通りとなりましたので、お知らせいたします。
島根県隠岐の島町との連携協定締結について
平成30年12月12日(水)、エネルギー研究教育機構と島根県隠岐の島町との連携協定式が、隠岐の島町役場にて行われました。
この協定は、農林⽔産省が推進中のバイオマスタウン構想に指定された隠岐の島町と、バイオマスエネルギーの利⽤拡⼤に向けた研究をエネルギー研究教育機構と共同で推進するものです。
フィールド実験としてバイオマスエネルギーを「電気⾃動⾞の電気供給源」や「ハウス栽培の燃料」としての使⽤状況を検証し、社会的効果を探ります。
今後、バイオマスエネルギーを⼿始めに、他のエネルギー研究教育機構教員を含めた継続的な研究活動の場として、ユニット間の連携研究への広がりが期待されています。
池田町長と青木准教授
山崎仁丈教授が第7回エネルギー研究教育機構セミナーを開催いたしました
平成30年11月26日(月)に下記セミナーが開催されました。
詳細につきましては、「英語ページ」をご確認下さい。
【お知らせ】エネルギーウィーク2019の開催が決定しました
http://www.congre.co.jp/qpit2019/