九州大学 エネルギー研究教育機構

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当機構の組織

「今世紀後半、そして2100年における社会のエネルギー」を具現化するため、自然科学から人文社会科学にわたるエネルギー分野の研究者を結集したプラットフォームとして、次のような活動を行っていきます。

エネルギー研究教育のゲートウェイ機能の構築
2050年の脱炭素社会のグランドデザインの提示
分野横断的な先端研究及び人材育成

各部門の概要

教育推進部門

  • 分野横断的な人材育成を行うためのエネルギー教育プログラムの開発、運営
  • エネルギー関連科目の調査、分析
  • エネルギーに関連する学府・専攻の博士課程学生の奨学支援 など

研究推進部門

  • 分野横断的な先端エネルギー研究の公募と推進
  • ビジョン先導型プロジェクト研究の組成とインキュベーションの推進
  • エネルギー研究におけるゲートウェイ機能の構築
  • エネルギー研究成果の外部発信 など

社会デザイン部門

  • 脱炭素社会のグランドデザインの提示
  • エネルギー研究成果の実用化
  • エネルギー研究に関する企業や自治体からの要望・相談対応
  • エネルギーに関する共同研究および受託研究の推進、インキュベーションの支援 など

未来デザイン部門

  • 脱炭素社会に向けた連続的なイノベーション創出のためのプラットフォームの構築
  • 脱炭素未来革新技術の調査・予測
  • 脱炭素未来革新技術の評価・解析による有望技術の抽出
  • 未来社会ニーズも考慮した未来エネルギーデザイン など

各クラスターの概要

エネルギー材料デバイスクラスター

「エネルギー変換技術や省エネルギー技術、エネルギー利活用などの要素技術に関わる最先端材料デバイス研究」などに関する研究

エネルギーシステムクラスター

「多様な再生可能エネルギーの利活用を加速するエネルギーシステム、カーボンリサイクルを含めたエネルギーシステム、脱炭素社会のエネルギーインフラ、次世代モビリティなどの革新的エネルギーシステム」などに関する研究

エネルギー社会クラスター

「人間の感性やウェルビーイングも考慮したあるべき未来社会の姿や生活様式、住環境・都市環境、社会デザインを提示し、地域成長戦略や脱炭素社会モデルの提示」などに関する研究

モジュールの概要

各クラスターに参画する教員からの提案に基づき、脱炭素社会の実現に向けたイノベーションの創造を目的とする学際研究グループ「モジュール」を設置し、人文社会科学系と自然科学系の総合知による社会的課題の解決を目指す。
具体的には、以下のようなモジュール研究のアウトカムを想定し、エネルギー研究に関する連携の活性化と進展を目指した学内の組織的な研究の企画等を支援(スタートアップファンド)する。

  1. 国家プロジェクト等、競争的資金に基づいたプロジェクトへの発展
  2. 地域・企業との連携や実証実験等、社会実装につながる取組への発展
  3. 困難な課題の解決につながる革新的な科学・技術の進展への取組
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